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とりあえず挑戦してみることの限界

新卒から3年以上経って振り返ってみると、転がってきた石をほぼ無意識的に拾ってその場その場で全力でがんばってきたらこうなっていた。
海外で働いてみたいという大学の頃からの目標は新卒1年目で叶えられてしまったし、ビッグテックで働いてみたいというのも気づいたら叶いそうになっている。(そもそもビッグテックとは何という話はある)

うまく行きすぎている。それが率直な感想。でも自分の力で叶えてきた実感は全然ない。
最初海外に出向させてもらえた時も、アイルランドへの転職時もアイルランドでの転職時も支えてくれる先輩方や家族や環境と幸運のおかげでしかないと思っている。

こういう類の成果が自分の努力と実力によるものと思える日は来るのだろうか。

目の前にある中で一番チャレンジングな選択肢を取り続けるという行き当たりばったりな方法だと、数年後の自分が全然見えない。 時々このことがすごく不安になる。

目の前に2つの選択肢があって、ひとつが安牌でもう一つが全ツッパな選択肢だとして、自分で考えて安牌を選べる日が来る気がしない。
どうしても、難しそうなほうを選んでおけば間違いないという安心感に囚われてしまう。自分で自分の人生を決めている実感が薄め。

子供ができたりして、自分より子が中心の人生とか思うようになったら変化が訪れるのだろうか。